バビロン大富豪の教えを漫画版で読んでみた

書評

活字が苦手な人に嬉しい漫画版

数年前から両学長やオリラジあっちゃんのYouTubeにハマっていて、
その中でも特に金融の話題は目から鱗の連続。
毎回食い入るように視聴していた。

その中でオススメされていた「バビロンの大富豪」という本。

要約された内容は勉強になったし、
約100年世界中で読み継がれているということから興味はあったが
活字が苦手な私。実際に手に取って読む気にはなかなかなれず、、

そんなある日、ふと本屋さんで発見したグリーンの表冊子。
なんと漫画版が出版されているじゃないか!

これなら最後まで読めそうだと早速購入してみた。

普通に漫画として面白い

物語は現代と古代バビロンの場面で進んでいく。
現代で妻にも見捨てられた寂れた考古学者が、
友人から頼まれた古代バビロンの粘土版の翻訳を通して生き方を立て直して行くストーリーだ。

粘土版には、ある少年が「お金持ちとは何か?」
ということを冒険しながら模索していく内容が書かれているのだが、
その冒険の内容が非常に読み応えがあるのだ。

少年を導く師匠とのエピソードや故郷に押し寄せる災難。
旅先での出会いや別れ、最後に少年が見出す答えは、などなど、、、

まるで映画や海外の歴史ドラマを見ているかのような
ぎゅっと詰まったエピソードに心を掴まれる。

「お金持ちのルール」は一見当たり前の事だけど、、?

漫画としての面白さは満点。
さて、大事なお金についての話はどうだろうか?

物語の中に出てくる少年の師匠は
お金についての有識者。
群衆を集めて講習会を行うほどの有名人だ。

どんなありがたい言葉が聞けるのかと
ドキドキしながらページをめくる。

が、その言葉は驚くほどに単純で
当たり前の事ばかりなのだ。

そして、

なんでそんな当たり前の事を、、と思うと同時に
当たり前と知っているにもかかわらず、
自分が全く実践出来ていないという現実にも気付かされる。

物語が進んでいく中でも
何か特別目新しい事を教えてくれるわけでは無い。

とにかく当たり前の大切さを
体に、脳みそに徹底的に染み込ませにくるのだ。

なるほど、
本質にフォーカスしている内容だからこそ
流行り廃りに影響されず
100年もの間愛される本なのだろう。

本質って大事!

迷った時に見返したい。一家に一冊欲しい金融本

今回、
漫画版バビロンの大富豪を読んでみて、
教育系、金融系YouTuberが
こぞって紹介する理由がよくわかった。

そして
漫画版でリリースしてくれた
関係者の方々に感謝申し上げたい。

ここ最近は
いろんなビジネス本が
漫画版で出版されていて
とてもいい世の中になったもんだ、、。

今は子供はいないけれど、
もし将来子供ができたなら
ぜひ引き継いでいきたい。

旦那様にも
強制的に読ませる予定だ。

この本で学んだ知識を活かして、
コツコツしっかりと財を積み上げるぞ!

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