不妊治療の通院頻度が増えて心が折れそうになった話

不妊治療

増える通院頻度。理由は「注射」

不妊治療の通院頻度がやばい。

これは実際に不妊治療をしている人にしか
ピンと来ないかもしれない。

私はそれで心が折れそうになった一人だ。

人口受精4回してだめだったので
体外受精にステップアップしたのだが、
ホルモン調整のための注射の回数がえげつない。

最も多かった時で12日連続の通院である。

時間有休を使って通院

私の場合幸いにも時間休が取れる職場だったため
午前中朝イチで注射そのまま出社。といった感じで
毎日2時間、時間有休を取りなんとか通院した。

それでも
胚移植1回目(科学流産)で有休を使い果たしてしまい、
2回目は次回の有休付与を待ってのトライとなった。

正直時間給が取れない職場だったら
休職、欠勤、退職を視野に入れなければならなかっただろう。

自己注射という方法もある

病院に通うことが困難な場合は
自己注射という方法もある。

自宅に注射器を持ち帰り
自分で打つというものだ。

自分で打つ怖さを乗り越えれば
通院時間を無くせるので
大きなメリットになるだろう。

出産を終えて、あの時頑張って良かった。

胚移植2回目が上手くいき
私には2ヶ月になる元気な息子がいる。

今となっては
不妊治療で通院していた日々が懐かしい。

出産して赤ちゃんを育ててみると
思いの他大変だ。

新生児期の最初の1ヶ月なんて
鬱と無縁だと思っていた私が
あ、ちょっとなる人の気持ちわかるかも。
と思うぐらいに辛かったりする。

でも
不妊治療を頑張った日々が
私を支えてくれた。
あの時頑張ったじゃんって。

そして息子の天使のような笑顔を見ると
ああ、あの時不妊治療頑張って良かったなと。

不妊治療中、何度も挫けそうになるかもしれない。
でも、今頑張っているあなたが
未来の自分を助けてくれるかもしれない。

もし子供を授からなくても、
あの時頑張ったんだから悔いは無いって
前を向けるかもしれない。

今頑張っているあなたの努力は
絶対無駄じゃないって、心からそう言える。

この言葉が必要としている誰かに届くことがあれば
私はとても幸せである。

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